杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

地下鉄

 12月6日に新たに仙台地下鉄東西線が開業予定です。仙台市中心部を経由して東は若林区の荒井駅から西は太白区の八木山動物公園駅までの13駅となります。仙台には泉区の泉中央駅から太白区の富沢駅までの南北線17駅が既に開通しています。
 地下鉄東西線のパンフレットによると地下鉄東西線のキーワードは時短(ジタン)、楽乗(ラクノリ)だそうです。八木山動物公園から新井駅まで約26分、仙台駅を経由して東西線各駅から南北線のどの駅にもおおよそ35分以内で移動できるそうです。便利になります。
 東西南北に地下鉄が開通することによってますます人の流れが変わってきます。
 私が通勤する途中にも出来上がり間近の駅舎があります。いよいよ開通するのが楽しみになってきます。
(事務局 きさらぎ)

ホットサンド

 我が家の朝食は、ご飯党が優勢のため、お味噌汁と簡単なおかずが定番です。私は焼き上がったばかりのパンやホットケーキが好きなのですが、2対1なのでしかたありません。そうなると、納豆は忙しい朝の救世主ともいえる存在です。しかしながら、先日娘から「納豆率が高すぎるのではないか」との指摘がありました。確かにね・・・。そうかもしれないが、困ったなと思っていたところ、マツコさんの番組で、ホットサンドが取り上げられていました。麻婆豆腐や肉じゃが、何を挟んでも美味しいらしいのです。番組の中では、おでんもホットサンドにされていました。ちょうど冷蔵庫におでんの残りがあったので、これはいいかもと思ったのですが、マツコさんが感心されてなかったので、残念ながらやめました。
 納豆に変わる存在として、昨日も今日も、朝食はホットサンドになりました。でも、「ホットサンド率が高い」と言われないようにほどほどにしたいと思います。
(事務局 y)

スズメバチ

 今年の夏は仙台も猛烈な暑さでしたが、8月下旬頃から一転して梅雨の長雨のような天気が続きました。厚い雲に覆われて薄暗い朝にはついつい惰眠を貪りがちなのですが、心地よいはずの布団もなんだか湿気っぽい…。これではいけないと、やっと晴れた休日、いそいそと洗濯にとりかかろうと物干し竿を拭こうとしたら…ブオン!という音がして何かが飛んできました。蜂です。スズメバチです!しばらく我が家のバルコニーを飛び回り、掃き出し窓に張りつき小一時間。ガラス越しのにらみ合いの末、わたしのお願いが通じて去っていってくれました。
 日本国内の野生生物による死者数はクマでもサメでもなく、蜂がナンバーワンなのだとか。巣作りの時期である残暑は特に注意が必要だそうで、びくびくと窓を開ける日々が続いています。
(事務局 K.M)

仙台七夕とジンクス

仙台七夕にまつわるジンクスといえば、多くの仙台人が「祭り期間中に必ず1回雨が降る」を思い浮かべると思います。

実際はどうなのか調べてみると、平成17年以降の10年間、七夕期間中に雨が観測されなかったのは平成18年と22年だけ。夕立が起きやすい季節とはいえ、5回のうち4回という高確率で雨が降っていました。

さらに「[仙台の原風景を見る、知る。]風の時編集部」さんのブログ記事「七夕トピックス①『仙台七夕まつりと雨のジンクス』」(2009年7月5日付。http://yaplog.jp/sendai_kaze/archive/462)では、昭和初期の河北新報でも七夕と雨との戦いがたびたび話題に取り上げられていたと紹介されています。

これだけ長い歴史があるとジンクスも何だか因縁めいて見えますね。

ちなみに、まだ中央アーケードがなかった昭和29年の記事では、雨対策として登場したビニール素材の吹き流しが紹介されていました。昔の仙台人もなかなか負けてはいなかったようです。

今年の仙台七夕は前夜の花火大会も含めて全日好天に恵まれましたが、同時に、観測史上初の四日連続の猛暑日にも見舞われることとなりました。   

近年、温暖化によって変わりつつあるように思える気候。仙台七夕のジンクスもだんだんと変化してゆくのかもしれません。
(事務局 陽だまりねこ)