杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

同級会

先日、中学時代に仲良くしていた友人12名で同級会をしました。

学生時代は頻繁に会えていたのですが就職を機に県外へ行ったり、仕事の都合で休日が合わなかったり、結婚・育児などで時間がとれずにしばらく会えなかったメンバーも、今回時間の確保ができるとのことで約5年振りに全員揃いました。個々の近況報告から懐かしい話まで話題は尽きず、久しぶりに会っても変わらぬ集団の空気感は中学時代に戻ったような気分でした。

クラスも部活もばらばらだったのですが自然と仲良くなり、毎日お昼休みには多目的ホールに集まって恋バナや先生のモノマネ大会をして、くだらないことで盛り上がっていたのを懐かしく思います。

来年には小学校の時に埋めたタイムカプセルを開封するらしいので、そのときにまた全員が集まれるといいなと思います。

そしていつまでもこんな落ち着ける場所を大事にしていきたいと思いました。
(事務局 M.M)

鳴き声

朝窓を開けると鶯の声が聞こえるようになりました。

なかには、まだ上手に鳴けないものもいますが、鶯のほかにもカッコウとかの鳴き声もとても爽やかな気分にしてくれます。

夜は田んぼからカエルの声が聞こえます。

これがまた落ち着いた気分にしてくれます。

熟々自然は大切に守っていかなければならないものだと感じます。

震災直後は、雀の姿も全く見ることが無かったのですが、時間の経過と共にようやく自然界も元に戻りつつあるのかなとも思いました。
(事務局 H)

お祝い

 数年ぶりに東京に行ってきました。それは父が弁護士50周年となり、日本弁護士連合会で表彰式がありその付添が目的でした。
 仙台・東京間は最短で1時間30分で行けるのですが、両親の入院や震災等が重なってなかなか遠出する機会がありませんでした。
 以前行った際は東京駅がまだ改修工事中だったのですが、すっかり綺麗になっていました。
 10年ひと昔と言いますが、私が住んでいる仙台も震災以降新しいマンション等が建ち並び始め、町の景観が変わって来ているように感じます。変わっていくことは仕方がない事だとは思うのですか、淋しくもなる今日この頃です。
 なお、父は当事務所の先生方や仙台弁護士会の先生方に囲まれてとても嬉しそうでした。
(事務局 きさらぎ)

辞書

めっきり本を読まなくなってしまったのですが、久しぶりに文庫本を手に取りました。三浦しをんさんの「舟を編む」、辞書の編集を題材にした小説です。最近では言葉を調べるときも、パソコンや携帯で済ませてしまうことが多かったのですが、辞書を手にもってその頁をめくってみたいと思いました。今、我が家には3冊の国語辞典があります。年季ものの新明解と岩波国語辞典、そして先日買ったばかりの子供の三省堂国語辞典。新しい辞典は二色刷のうえ、「ゆるキャラ」なんて言葉も載っていて新鮮です。同じ言葉を調べてみると、それぞれ表現が違っていたりして、なかなかおもしろいです。それにしても、開いた頁に知らない言葉の多いこと多いこと。子供の頃は大人になったら、何でも知っているものだと思っていましたが、大人になって久しいのに自分にがっかりです。これからでも遅くない、少しずつでも語彙を増やさなければ。

辞書つながりで、赤瀬川原平さんの「新解さんの謎」を読み返したくなりました。
(事務局 y)