杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

元号

 5月1日から元号が平成から「令和」に変ろうとしています。
 政府が新元号の「令和」は、万葉集の「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」から引用したと明かされています。
 元号が変わると言えば、個人的には昭和から平成に元号が変った時が、大きな出来事でした。ちょうど学生時代を過ごしていたのが昭和、社会人として新たな一歩を踏み出したのが平成でした。
 振り返ってみると平成と言うのは、大きな事件や事故、災害や天災など悲しい出来事が多かった時代だったと思います。
 新しくなる元号の「令和」のもとになっている、「令月」にはめでたい月という意味があるそうです。
 希望に満ちた時代になることを期待したいと思います。

(事務局 きさらぎ)

干支

 今年は年女です。何度目かはさておき、小学生の頃の思い出話をひとつ。私は小さいころ亥年であることに少なからぬ不満をもっていました。どうせなら、愛らしいイヌとかウサギとか、かっこいいウマがよかったのです。父が似つかわしくない卯年だということも、不満を増長させる一因でした。ある時、父が出張先のお土産に瀬戸物でできた干支の置物を家族銘々に買ってきてくれました。テーブルのうえに、サル、ウシ、イノシシ、そしてウサギが並んでいるのを見て私は泣き出しました。なぜお父さんは可愛いウサギで、私が(ちょっとブタに似ている)イノシシなのか、と。理不尽な不満をぶつけられた気の毒な父が、私を慰めるために言ったことは、「イノシシの赤ちゃんは、瓜坊といって、どんな動物よりも飛び切り可愛いのだ。」ということでした。当時は、何を言っているのか、と全然納得できませんでしたが、大人になった今、瓜坊はなかなか可愛く(子パンダの次くらい)、父が言ったことは間違っていなかったと思います。

(事務局 香香)

りんごのすすめ

 フルーツに限らず、すべての食べ物のなかで一番好きなものがりんごです。
 きっかけは子どものころ、しょっちゅう風邪をひく子どもたちの健康対策として母が家族でりんごを食べる習慣を付けたことでした。
 効果はてきめんで、以来私たちは滅多に風邪を引かなくなり、仮にひいてもほぼ軽症で済むように。
 そして今では「本当に一人分?」と軽く引かれるほどの量を買い込んでは一日一個せっせと消費するりんご好きになりました。

 昔はりんごと言えば、秋に紅玉などの早生種から出はじめ、ジョナゴールドや王林が続き、冬のはじめにフジが主役になって、真冬前にはシーズン終了となるのが定番でした。
 しかし栽培や保管の技術も進歩しているのか、最近では夏の終わりから春先までずいぶん長く店頭に並ぶようになり、新しい品種も続々と誕生しています。
 よく見かける有名どころだと、黄王・とき・喜多郎・ぐんま名月・金星・シナノゴールド(柔らかな甘みと口当たりの青~黄りんご)、秋映・あいかの香り・世界一・つがる・JAZZ・陽光・サンフジ・秋陽・シナノスイート(ジューシーで甘みも酸味もしっかりの赤りんご)などなど。もちろん、このほかにもたくさんの品種とそれぞれ異なる魅力があります。

 気になるりんごがあったらぜひ手に取ってみてくださいね。秋冬の健康対策にもおススメです!

(事務局 陽だまりねこ)

偶然の再会

 先日、近所のスーパーで約15年ぶりに同級生と会いました。
 名前を呼ばれて振り向くもはじめは誰か分からず、少しの間固まっていると相手から名乗ってくれて、ようやく気付きました。
 彼とは小学校で何度か同じクラスになり、隣の席になった時はくだらない事を言って笑わせてくるので、よく先生に騒がしい2人だと注意されていました。
 その頃の彼はお相撲さんのようにぽっちゃりとしていましたが、別人のようにスリムになり、隣には素敵な奥さんと2人の子供を引き連れてすっかりかっこいいお父さんになっていました。
 数分立ち話をしてすぐに解散しましたが、生まれ育った場所で同級生に会うというのはとても懐かしく、うれしい気持ちになりました。
 それと同時に知らない間に同級生が家庭をささえる大黒柱になっているなんて、改めて年月の早さを感じました。
(事務局 M.M)