杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

笑い (椿)

 最近ひそかに注目している生命の設計図・遺伝子(DNA)のことについて書きたいと思います。何年か前に人間のDNAの読みとりが全て完了したと発表があったと思いますが、これからはこのDNAの突然変異や組み替え、DNAの複製を研究することによって、病気の原因や免疫細胞の研究に繋がるようです。ところで、私達人間の体の中のDNAは60兆個あるうちの3%しか活動していないとのことです。その眠っている遺伝子を目覚めさせれば、新たな才能が開花する可能性があると研究がされています。眠っているDNAを目覚めさせること、それは何かしらの刺激を与えることになるのですが、中でも“笑い”が遺伝子を刺激するらしいのです。糖尿病の患者さんに大笑いしてもらって、血糖値を測ったら下がっていたというデータもありました。”笑い”療法というのも出てきているらしく、一種の癒し効果になるようです。そういえば、この事務所では先生方お2人の笑い声がよく聞こえます。事務局スタッフもつられて笑っていることもしばしばです。これだけが理由ではないにしろ、どうりで2人とも同年代の方に比べて若いのだと思いました。それはこのHPのプロフィール写真を見て頂ければうなづけるでしょう。