杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

チベット展

 5月30日まで仙台市博物館に於て開催されていた『聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝』を先日見てきました。

 世界文化遺産に登録されているポタラ宮やチベット各地の寺院・博物館から出品されている仏像装飾品等は日本の仏教美術とはまた違う趣がありました。

 チベットは平均標高4000mを越えるヒマラヤ山脈の麓にあり中国・インド・ネパール等の諸国が隣接している事情もあり、様々な文化が諸外国から伝えられてきました。その中でもインドの影響を大きく受け、特に「密教」を取り入れたことで独自の発展していったそうです(最澄や空海によって中国から日本に伝わった密教とは異なるそうです)。そして今も厳しい自然環境の中で暮らす人々のよりどころとなっています。

 普段はなかなか見る事が出来ないものばかりだったのでとても有意義な体験でした。

 (事務局 きさらぎ)