杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

一羽の白鳥 (H)

 以前このコーナーで白鳥のことについて書いたことがありましたが、その同じ川にこの時期になっても、たった一羽だけ白鳥がいます。
 当然他の白鳥たちは大分以前に北国に飛び立ってしまいましたが、この一羽だけが、何らかの原因で北国まで飛んでゆく力が無くなったために残ったのでしょう。
 たった一羽だけで泳いでいる姿は何となく不安げで寂しそうに見えます。
 また寒い季節が訪れ、大勢の仲間達が飛来するときまで頑張って生き抜いて欲しいと思いました。