杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

ハマりどき出会いどき (陽だまりねこ)

 最近、「のだめカンタービレ」という漫画にハマりました。音大やクラシック音楽界を舞台にしたラブ(?)コメディで、TVドラマにもなったので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。(実は司法修習生の竹鼻さんが事務局にこの漫画を貸してくださいました。竹鼻さん、楽しい”昼休みの友”をありがとうございました!)
 大抵の音楽は好きな私ですが、クラシック音楽、中でも交響曲などは1曲1曲が長いし曲の印象は漠然としているし、楽器の多さや音の複雑さに途中で迷子になって結局寝てしまったりで、どうにも性に合わないなあと敬遠しがちでした。でも「のだめ」を読んだ後、作中に登場した交響曲を気まぐれに聴いてみたら、漫画のイメージも手伝ってかなかなかおもしろく聴くことができ、クラシックも意外に良いなと思えました。
 本や音楽にはその人その人にとって最適な「出会いどき」があるように思うのですが、私にとっては「のだめ」という仲介役ができた今がクラシックとの出会いどきなのかもしれません。
 音楽好き、クラシック好きはもちろんクラシックが苦手な方でも笑って楽しめる「のだめ」。読後は無性にピアノが弾きたくなるので、ピアニストさんにもおススメです。