東北のイメージ? (陽だまりねこ)
近年、11月には京都へ旅するのが恒例になっています。旅行の間、事務所の皆さんに何かとご迷惑をおかけしてしまうのも不本意ながら恒例なのですが、錦秋の古都を満喫できる、一年の中でも楽しみにしている旅行の一つです。
旅先では様々な方と接する機会があります。昨年京都を訪れたときは、おばあさん2人組に道を尋ねられました。いろいろお話ししているうち、どこから来たの?とのご質問があったので、宮城県の仙台ですとお答えしたら、目をまんまるくしたおふたりに「まあぁ東北?でもお姉さん全然訛ってないじゃないの~」としきりと感心されてしまいました。
途中途中で立ち寄ったお店屋さんでは、見るからに観光客という身なりのせいか、よくどちらから?と尋ねられられ、仙台と答えると「それはまた遠い所から」と一様に驚かれました。そのときの皆さんが、まるでがんばる子どもを見守るお母さんのような温かいまなざしになっていたのがとっても気になりました。
関西では、東北はとてもとても遠くて、東北人は必ず言葉に訛りがあるイメージが定着しているのでしょうか。仙台から京都までは飛行機利用で2時間程度、私が事務所からあちこち寄り道をして帰宅する時間とあまり変わらないのですが・・・。
東北人としてそんなちょっと悔しい思いもしましたが、今年もやっぱり京都へ行って風流な秋とお抹茶を楽しんで来たいと思います。