杜(MORI)のティールーム

杜の都、仙台に事務所を構える杜協同法律事務所のスタッフたちが綴るリレーエッセイ

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お世話になりました

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昭和63年に、阿部先生の事務所から佐藤先生が独立された際に、佐藤先生に採用していただき、平成15年には阿部先生と佐藤先生とが再び一緒に仕事をされるために協同事務所を設立、そして平成19年には法人化となり、今日まで延べ30年間勤めさせていた…

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梅雨の季節になりました。 傘が必需品ですが、これまで何本の傘をなくしたことか。 傘以外のものはあまりなくさないのですが、どうも傘だけがダメなようです。 特に気に入ったものとか、自分としては少し値が張ったものだと思っていたものをなくしたときは、…

とり年

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新年あけましておめでとうございます。 毎年、新しい年のはじめにこのエッセイを書く順番がまわってきます。 年のはじめなので何か気の利いたことでも書こうかといつも思うのですが、なかなか思いつかずに書いています。 そのような訳で、今回も「とり」に因…

のら猫

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最近、家の庭に一匹の猫が来るようになりました。見た感じは、生後数ヶ月の子猫のようです。全身真っ黒で、大きな目は金色です。出勤時や帰宅時に、いつの間にかガレージから出てきて足下にちょこんと座って、こちらを見上げています。キャットフードをあげ…

申年

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新年あけましておめでとうございます。 今年の干支は申です。申年に赤いものを身につけると「災いが去る(サル)」といわれています。特に赤い下着をつけるとよいとされていますが、なかなかこの年齢になると考えてしまいます。 今は赤い下着を身に着ける勇…

鳴き声

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朝窓を開けると鶯の声が聞こえるようになりました。 なかには、まだ上手に鳴けないものもいますが、鶯のほかにもカッコウとかの鳴き声もとても爽やかな気分にしてくれます。 夜は田んぼからカエルの声が聞こえます。 これがまた落ち着いた気分にしてくれます…

新年

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新年あけましておめでとうございます。 また、新しい年が始まりました。 昔は新年のスタートに今年こそ何か新しいことでも始めてみようかなと思うこともあったのですが、最近はそういうことよりも1年間平穏無事に何事もなく過ごせるようにと思うことの方が…

健康診断

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今年も健康診断の時期がやってきました。年齢を重ねると検診科目も増え、その後の診断結果がとても気になります。結果が急を要する場合には電話がきます。そこまで急を要さない場合には封書で届きます。これまで何回も受診しましたが、要再検査の結果がある…

年男

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新年あけましておめでとうございます。 今年は午年です。 当事務所にも年男の先生がいます。 あえて、ここでは何回目の年男とは書きませんが、いつもバイタリティに溢れ、とても若々しい感じがします。むしろ、年下の自分の方が身体のあちらこちらにガタがき…

電車の中の出来事

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先日、電車に乗った時のことでした。発車のベルが鳴ったにも拘わらず、電車が動き出す様子がありません。最後尾の車両に乗り、吊革につかまりながら何気なく窓の外を見ると、片方の手で手摺りに掴まりながら、もう片方の手で杖をついた足のご不自由な高齢の…

足跡

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先月、仙台としては久しぶりに大雪が降りました。 その新雪の上に小さな足跡が点々と続いていました。その足跡を辿っていくと子猫がこちらをじっと見ていました。近づくと「ニャーニャー」と鳴いて何かを訴えている感じでした。たぶん寒いし、おなかも空いて…

七夕

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もうすぐ仙台七夕祭りです。8月5日は前夜祭の花火大会、そして翌6日から8日までは仙台七夕祭りです。 毎年この季節になると、亡くなった友人のことが思い出されます。彼は不治の病でした。入院中は何度も見舞いに行き、早く良くなれよといつも言っていま…

健康

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お元気ですかー。元気があれば何でも出来る。全くそのとおりだと思います。 残念なことですが、年齢を重ねると身体のあちらこちらにガタがきて、若い頃には出来たことが難しくなってきている自分に気づきます。 年齢をさかのぼることは不可能ですので、少し…

あれから

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未曾有の大震災からもうすぐ5ヶ月がたとうとしています。時間の感覚がずれてしまったのか、もっとずうっと昔に起こった出来事の様な感じがしてなりません。 真っ暗闇の中の津波、あちこちから立ち上がる炎と煙、ヘリコプターの爆音、24時間絶え間なく響き…

年賀状

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新年明けましておめでとうございます。 最近の年賀状は、家庭にパソコンとデジカメが普及したおかげで写真入りのものが多く見受けられます。そういう年賀状を見ると、その家庭の変化がよくわかります。例えば、この人は結婚したんだとか、こどもが生まれたん…

結婚式

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先日、ここ数年ぶりに結婚式に出席しました。やはり、結婚式というものは、どの式に出席してもそれぞれに非常によいものです。 特にいつも感激するのは、新婦が両親宛におくる言葉です。これまで自分を育ててくれた事に対する感謝の気持ち、そしてこれからは…

寅年

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新年明けましておめでとうございます。 杜のティールームの原稿を書く順番が、丁度私がその年の最初になることから、過去にもその年の干支に纏わることを書きました。今年は「寅」です。 虎に纏わる話を書きたいと思い、何を書こうかといろいろ考えましたが…

あだな

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事務所では、「ジャイアン」と言われています。ドラえもんに出てくる、あのいじめっ子です。私の場合、決して乱暴だとか、大声でわめくとかで付けられたものではありません。ただひとつ、あのジャイアンと同じように「自分のものは自分のもの、他人のものは…

丑年

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新年明けましておめでとうございます。今年の干支は「うし」です。丁度、一年前に去年の干支であるねずみに関する思い出を書きましたが、時のたつのは早いものでそれからあっという間に一年が過ぎ、また新しい年がやって参りました。そこで、今回は「うし」…

地震  (H)

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災害は忘れた頃にやってくる。6月14日午前8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震は正にそう感じました。 また、昔から怖いものの例えとして「地震、雷、火事、オヤジ」があります。一度でも大きな地震を体験した人ならば解ると思いますが、やはり地震と…

ねずみ年 (H)

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新年明けましておめでとうございます。 今年の干支は「ねずみ」です。 そこで、ねずみに関する思い出を書きたいと思います。 それは確か、小学校の3年か4年生の頃だったと思います。同級生にハツカネズミを飼っている友人がいました。その友人に見せてあげ…

一羽の白鳥 (H)

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以前このコーナーで白鳥のことについて書いたことがありましたが、その同じ川にこの時期になっても、たった一羽だけ白鳥がいます。 当然他の白鳥たちは大分以前に北国に飛び立ってしまいましたが、この一羽だけが、何らかの原因で北国まで飛んでゆく力が無く…

運転手さんの名刺 (H)

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先日タクシーに乗ったときのことです。目的地近くになると、その運転手さんから「お客さん、タクシーはよく利用されますか」と聞かれました。私は「たまには乗るけど」と答えると、自分の手作りらしき名刺を私にくれました。このようなことは初めてだったの…

高級外車 (H)

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先日、近所のガソリンスタンドで、価格はおそらく億に近いと思われる外車を見ました。普段自動車を見慣れているスタンドの店員さん達も、さすがにその自動車だけは羨望の眼差しで見ている様子でした。ちなみにドアは跳ね上げ式(いわゆるガルウイングという…

方言 (H)

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仙台では、普段何気ない会話の中に「いずい」という言葉が出てきます。これは「しっくりと合わない」というような場合に使われます。私はこの「いずい」という言葉には標準語では表しきれない独特の表現力があると思っています。 そうは言ってみても、やはり…

白鳥 (H)

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数年前から近所の川に白鳥が飛来するようになりました。初めの頃は2~3羽程度でしたが、この冬は80~100羽ほどに数が増えました。白鳥の数が増えると見物人の数も増え、餌をあげる人、写真を撮る人など様々です。宮城県内の白鳥の飛来地としては県北…

解釈 (H)

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子どもの頃、その言葉の本当の意味が判らず、自分で勝手に解釈していたものが結構ありました。その中のひとつに「肉体疲労時」がありました。「疲労時」を「疲労児」と思いこみ、「これは、肥満児などと仲間の言葉で、あまり身体が丈夫ではなく、常に疲れて…