パン
昨年、当事務所の近くに高級生食パンのお店がオープンしました。
近くを通ると数メートル先からふわぁーっとパンの焼きあがったいい香りがしてとても幸せな気持ちになります。オープンから半年ほど経つ今でも開店前には行列ができ、その後も常にお客さんの出入りがある程人気の高いお店になっています。
街中にある別の専門店では、シンプルな食パンから色々な味を練り込んだ食パンの数種類を揃え、焼き上がり時間を外のボードにあらかじめ書くことで出来立ての味を楽しめるようにしているようです。
わたしも一度、専門店で購入してからは改めて食パンのおいしさに気づき、菓子パンや総菜パンをあまり買わなくなりました。
バターをのせてトーストにするのが一番好きなのですが、焼かずにふかふかの状態で食べるのも好きです。
みなさんはどんな食べ方が好みでしょうか。シンプルなだけに色々なアレンジが楽しめそうです。
(事務局 M.M)
お世話になりました
昭和63年に、阿部先生の事務所から佐藤先生が独立された際に、佐藤先生に採用していただき、平成15年には阿部先生と佐藤先生とが再び一緒に仕事をされるために協同事務所を設立、そして平成19年には法人化となり、今日まで延べ30年間勤めさせていただきましたが、とうとう今年は定年退職の年となりました。
そのため、このエッセイを書く順番からすると、私が担当する番はおそらくこれが最後になります。
30年間続けてこられたのは、この仕事が好きだったことと、先生方、事務局の皆さんに支えて頂いたからこそだと思います。
この仕事に就けて様々な経験を積んだおかげで、あまり一般の人が行ったことがないような官公庁或いは金融機関等に対する手続きや提出書類等も、ある程度はひとりで行えるようになったことが自分自身の財産となったとも思います。
また、今までに送り出す側としては何度かありましたが、いざ自分が送り出される側になると正直複雑な思いもあります。
これまでお世話になりました先生方、事務局の皆さん、本当にありがとうございました。
(事務局 H)
金木犀
我が家には金木犀の木が1本あり、毎年少ないながらも花を咲かせます。ご近所さんのお宅にも金木犀が植えられているので、この季節は家の玄関を開けると同時に、どこからともなく金木犀の香りがふわりとただよってきます。今年も、秋分の頃この香りを楽しむことができました。いつもの年より花の時期が短いような気がして少し残念な思いでいたところ、10月の初めに我が家の金木犀の木の下の方に再びオレンジ色の花が咲いていることに気がつきました。秋分の頃に咲いた花は茶色く枯れており、その花とは別に新しい花をつけているのです。驚いて調べてみると、金木犀の二度咲というものがあるようで、一度目の花が終わった後に、再び花をつけることがあるとのこと。毎年起こるものでもないようで、様々な条件が影響するようです。そういえば、金木犀が咲いている時期の私の記憶には、秋分の頃と10月の体育の日前後との二つがあったのですが、10月は二度咲きの金木犀だったかもしれません。
新しく咲いた金木犀の枝を少し切って玄関先に活け、今年は二度香りを楽しむことができました。
(事務局 y)